バイデン氏、米露首脳会談で人権問題提起と表明

バイデン大統領(AP=共同)
バイデン大統領(AP=共同)

【ワシントン=黒瀬悦成】バイデン米大統領は30日、地元の東部デラウェア州で演説し、ジュネーブで6月16日に予定されるロシアのプーチン大統領との初の会談で人権問題を提起する意向を明らかにした。

バイデン氏は「ジュネーブではプーチン氏に対し、人権を侵害するのを米国は決して看過しないと明白にする」と述べた。

会談ではロシアによる反体制派指導者、ナワリヌイ氏収監の問題などを取り上げるとみられる。ロシアを後ろ盾とするベラルーシのルカシェンコ政権による旅客機の強制着陸と反体制派記者の拘束に関しても会談で懸念を伝える。

バイデン氏は演説で、2月に行った中国の習近平国家主席との電話会談にも言及し、「米国は世界中の人権問題に声を上げていくと習氏に言明した」と強調し、米国として人権を擁護していく立場を打ち出した。