文氏がCOP28誘致を表明 韓国主催の首脳会議開幕

文在寅大統領(聯合=共同)
文在寅大統領(聯合=共同)

【ソウル=桜井紀雄】韓国が主催し、気候変動への対応や持続可能な開発目標達成への方法をテレビ会議方式で話し合う「グリーン成長とグローバル目標2030のためのパートナーシップ(P4G)首脳会議(P4Gソウルサミット)」が30日、開幕した。

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は開会の演説で、2023年開催予定の国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)の韓国誘致を目指す考えを表明した。

同サミットは18年のデンマークでの開催に続き2回目。米国のケリー大統領特使(気候変動問題担当)や中国の李克強首相をはじめ各国の首脳や高官、国際機関の代表ら70人近くが、50年の温室効果ガス排出量実質ゼロ達成への取り組みなどについて議論する。

日本からは小泉進次郎環境相が参加。31日には、出席者による討論の後、「ソウル宣言文」を採択する。

文氏は「国際社会による気候危機克服に向けた努力に率先して加わる」と強調。途上国への支援拡充を訴えたが、新たな30年までの温室効果ガス削減目標は明示できず、日米欧に比べ出遅れているのが実情だ。