フィリピンが中国に抗議 南シナ海で「漁船が長期間違法行為」

南シナ海・南沙諸島の海域で隊列を組む中国漁船=3月(フィリピン政府提供・共同)
南シナ海・南沙諸島の海域で隊列を組む中国漁船=3月(フィリピン政府提供・共同)

フィリピン外務省は29日、中国などと領有権を争う南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島にあり、フィリピンが実効支配するパグアサ(同ティトゥ)島周辺で中国漁船などが長期間、違法行為をしているとして中国に抗議したと発表した。

抗議は28日付。「パグアサ島はフィリピンが主権を有する固有の領土だ」と強調し、漁船を退去させるよう要求した。

同島では管轄するカラヤアン町職員や漁師が政府から生活費の支給を受けて生活し軍や沿岸警備隊が駐留する。南シナ海では3月から中国船団が停泊を続け、反発を強めるフィリピンが繰り返し中国側に抗議してきた。(共同)