論文142本に不正で解雇 昭和大の麻酔科講師 - 産経ニュース

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論文142本に不正で解雇 昭和大の麻酔科講師

昭和大(東京都品川区)は29日までに、医学部麻酔科学講座の講師だった上嶋浩順氏が平成27~令和2年に発表するなどした計142本の論文に不正があったと発表した。うち117本に捏造や改ざんがあったとして取り下げを勧告。昭和大は2年5月、上嶋氏を懲戒解雇し、監督する立場だった共著者で教授の大嶽浩司氏を降格処分とした。

日本麻酔科学会調査特別委員会も報告書を公表し「成果主義に対する圧迫感が上嶋氏を不正へと導いた」と、昭和大の体質に問題があると指摘した。かつて所属するなどしていた埼玉医大や関西医大(大阪府)、岡山大でも調査したが不正は確認されなかった。

昭和大によると、全てのデータを捏造した例をはじめ、実在する患者の性別や年齢などを使用して捏造したり、研究の根拠となるデータを提出できなかったりする例があった。合併症や薬の名前を偽る改ざんもあった。