台湾へのワクチン供給 政府「しっかり検討」 - 産経ニュース

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台湾へのワクチン供給 政府「しっかり検討」

26日、台北市の民主進歩党本部で話す蔡英文総統(同党提供・共同)
26日、台北市の民主進歩党本部で話す蔡英文総統(同党提供・共同)

茂木敏充外相は28日の記者会見で、英製薬大手アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンの台湾などへの提供について「わが国との関係を考え、しっかり検討していきたい」と表明した。加藤勝信官房長官も記者会見で「国内の接種対象者の数量を上回る分のワクチンの他の国・地域への供給のあり方を早急に検討し、具体的方針を検討したい」と語った。

加藤氏は国内接種に必要な量は他社製でまかなえると説明した上で「わが国の課題は、いち早く一人でも多くの方に接種できる体制を構築することにある」と述べた。

台湾の蔡英文総統は一部の海外製薬会社からのワクチン購入に関し、中国の介入で今も契約できていないことを明らかにしており、ワクチン不足が大きな問題となっている。日本による台湾へのワクチン供給が実現すれば中国の反発を招く可能性もあるが、政府高官は「人道的な援助に対して中国も反発できないだろう」と述べた。