浪速風

「延長」のない短期決戦勝ち切るには

【プロ野球阪神対中日】引き分けに終わり肩を落とす阪神・矢野燿大監督 =甲子園球場(撮影・甘利慈)
【プロ野球阪神対中日】引き分けに終わり肩を落とす阪神・矢野燿大監督 =甲子園球場(撮影・甘利慈)

新型コロナによる特例措置で、今シーズンのプロ野球は九回で打ち切りとなっている。このため、引き分けが増加。27日現在で、セパ両リーグ合わせて40試合を数え、シーズン終了時には100試合を超えそうな勢いだ。16日には6試合中4試合で勝敗がつかない「珍事」も発生した 

▶ご存じの人も多いと思うが、順位は勝率で決まる。算出方法は、勝ち数÷(勝ち数+負け数)。あらかじめ分母から除かれるため、引き分けが多いほど、1勝の価値は高くなる。極端な例を示すと、シーズン143試合中140試合を引き分け、残り3試合が2勝1敗だと、勝率は6割6分7厘。引き分けなしだと、95勝48敗でも及ばない 

▶ところが、最も引き分けが少ないのが、セ・リーグ首位を快走する阪神なのが、不思議なところ。勝利を求める選手起用が徹底しているからではないか。延長戦のない短期決戦を勝ち切るにはどうすればいいか、矢野燿大(あきひろ)監督に極意を聞いてみたい。