立民 五輪限定の医療用覚醒剤持ち込み「反対」

立憲民主党の泉健太政調会長
立憲民主党の泉健太政調会長

立憲民主党の泉健太政調会長は27日の記者会見で、海外選手による治療用覚醒剤の持ち込みを夏の東京五輪・パラリンピックに限って認める法整備について「反対だ」と表明した。「持ち込まれた覚醒剤が紛失し、日本人が所持してしまったら処罰対象になるのか。(議論の)整理が不十分だ」と述べた。

立民国対幹部も「やはり賛成できない。今国会成立は厳しいのではないか」と記者団に語った。

治療用覚醒剤は、注意欠陥多動性障害(ADHD)の医薬品として使われ、2016年リオデジャネイロ大会など、過去20年間に開かれた五輪・パラリンピックでは持ち込みが認められた。東京大会でも参加予定の選手10~15人が使用しており、与野党の有志議員が今国会での法整備を議員立法で目指している。

自民党の閣僚経験者は「法整備ができなければ、該当する選手の参加を事実上封じることにまり、人権問題にもなりかねない」と危惧している。

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