伊吹氏、架空接種予約は「偽計業務妨害」

自民党の伊吹文明元衆院議長は27日の二階派(志帥会)会合で、毎日新聞と朝日新聞出版による新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターの架空予約について「システムの不具合を報道したことは何ら責められることではないが、法律的にいえば偽計業務妨害だ」との認識を示した。「多くの人たちが(ワクチンを)打ってもらいたいと思うところを、偽りの番号でその権利を奪った」と述べた。

伊吹氏はまた、昭和46年の日米による沖縄返還協定の「密約」に関し毎日新聞記者が有罪となった外務省機密漏洩(ろうえい)事件を引き合いに「報道の自由はあるし、正しいこと、批判的なことを報道するのは立派なことだと思うが、そのためにどのような手段を使ってもいいかどうかについては、メディアの品位が問われている」と指摘した。