中国外相、投資協定凍結のEUに反発

王毅・国務委員兼外相(ロイター=共同)
王毅・国務委員兼外相(ロイター=共同)

【北京=三塚聖平】中国外務省は26日、王毅(おう・き)国務委員兼外相が25日に行った講演で、欧州連合(EU)と中国が昨年12月に合意した投資協定の批准手続きの凍結を欧州議会が決めたことに対し、「経済・貿易問題を政治化することは受け入れられず、絶対に通用しない」と反発したと発表した。

王氏は、ミュンヘン安全保障会議が主催した会合で、オンライン形式で講演した。欧州議会は20日に投資協定の批准手続きを凍結する決議を採択したが、王氏が対外的に反応を示すのは初めてとみられる。

王氏は、EUが3月に新疆ウイグル自治区での人権侵害で対中制裁を発動したことを念頭に「欧州のわずかな人が、異なる性質の問題を関連付けた」と主張。「政治対立や経済のデカップリング(切り離し)を図ることは、EU側の利益に合致しない」と強調した。

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