マスク着脱きっかけ脅迫 容疑で大学准教授逮捕

飲食店で居合わせた男性がマスクをはずしたまま電話に出たことに腹を立て、勤務先に脅迫電話をかけたとして大阪府警は24日、脅迫容疑で、四天王寺大(大阪府羽曳野市)准教授の恵木徹待(えきてつなが)容疑者(48)=大阪府高石市加茂=を逮捕した。「電話をかけたことは間違いない」と容疑を認めているという。

逮捕容疑は4月下旬~5月上旬、高石市内にある男性の勤務先に繰り返し電話をかけ、同社の60代の女性役員に対し「死ね」などと脅したとしている。

捜査関係者などによると、恵木容疑者は昨年11月に訪れた同市内の飲食店で、客として居合わせた40代の男性が食事中にマスクをつけずに電話に出たことに立腹。食事後、男性が近くの会社に入っていく姿を確認したとみられ、それ以降、会社に脅迫電話や無言電話がかかってくるようになった。危険を感じた男性らが4月下旬、府警に相談していた。

府警が会社への着信履歴を調べるなどした結果、恵木容疑者が電話をかけていた疑いが強まり、男性らに危害が及ぶ可能性があることなどから逮捕に踏み切った。

四天王寺大によると、恵木容疑者は同大人文社会学部国際キャリア学科に所属し、国際政治や安全保障などが専門。同大の担当者は「逮捕が事実だとすれば誠に遺憾。今後の対応は検討している」と話した。