浪速風

ワクチンの公平さとは

自衛隊が運営する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターで、接種済証の交付を受ける人たち=24日午前、大阪市北区の大阪府立国際会議場(代表撮影)
自衛隊が運営する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターで、接種済証の交付を受ける人たち=24日午前、大阪市北区の大阪府立国際会議場(代表撮影)

大阪府立国際会議場と聞いて一瞬、首をかしげた。ああ、中之島(大阪市北区)のグランキューブ大阪のことか…そうか、平成12(2000)年オープンの頃に話題になったが、まさかこんな会場として使われることになろうとはだれも想像しなかっただろう 

▶今日から東京と大阪で自衛隊運営の新型コロナワクチンの大規模接種センターがオープンした。大阪の会場が国際会議場だが、道に迷う人はいなかったか。トラブルなく進み、ワクチン接種の流れにはずみがつけばと願うばかりだが、やはりインターネットや通信アプリのLINE(ライン)という予約方法は問題だろう 

▶独居の高齢者も多くデジタル格差が広がっている。そんな中、福島県相馬市の取り組みが評判だ。地区単位で接種の日時を決め、住民に通知する方法で、地区の接種順も代表者がくじを引いて決めたという。どちらが〝公平〟で〝平等〟かはいうまでもない。