国連安保理 イスラエルとパレスチナ停戦の「完全な順守」を求める報道声明

国連本部=米ニューヨーク
国連本部=米ニューヨーク

【ニューヨーク=平田雄介】国連安全保障理事会は22日、イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスなど武装勢力との間で21日に始まった停戦を歓迎し、停戦の「完全な順守」を求める報道声明を発表した。

声明は、戦闘で犠牲となった民間人に追悼の意を表明。「ガザを中心としたパレスチナ市民への人道支援がすぐに必要だ」と指摘した上で、速やかで持続的な復興に向けて国際社会が強力な支援策をまとめるべきだとするグテレス国連事務総長の訴えを支持した。

また、イスラエルとパレスチナの「2つの民主主義国家が共存する形」で平和を達成する重要性を改めて強調した。

10日の戦闘開始以来、協議を重ねてきた安保理が一致した対応をしたのは今回が初めて。これまでの協議では、米国が独自の調停努力を優先し、即時停戦を求める声明の発表に反対していた。