公平ワクチンへ多国間協力 「危機」に備え知見共有 世界保健サミット

世界保健サミット参加に際し、撮影に応じるイタリアのドラギ首相(左)と欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長=21日、ローマ(ロイター)
世界保健サミット参加に際し、撮影に応じるイタリアのドラギ首相(左)と欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長=21日、ローマ(ロイター)

20カ国・地域(G20)の議長国イタリアと欧州連合(EU)欧州委員会は21日、「世界保健サミット」をオンラインで開催した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が続く中、多国間協力を促進して知見を共有し、将来のさらなる「健康危機」に備えるのが目的。世界全体での公平なワクチン接種実現も議題となる。

国連のグテレス事務総長や世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長、G20首脳のほか、新型コロナ感染症の治療薬やワクチンの開発、公平な分配を目指す国際枠組み「ACTアクセラレータ」の運営理事会共同議長であるノルウェーの首脳も参加。イタリアのドラギ首相は、ワクチンを共同出資・購入し途上国にも行き渡らせることを目指す国際枠組み「COVAX(コバックス)」に追加で3億ユーロ(約400億円)供与すると表明した。(共同)