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台湾・衛生福利部長寄稿「WHOメンバーとしてコロナ収束に貢献する」

台湾・衛生福利部長(衛生相)、陳時中氏
台湾・衛生福利部長(衛生相)、陳時中氏

新型コロナウイルスが猛威を振るう中、24日からオンライン形式で開かれる世界保健機関(WHO)総会を前に、台湾の衛生福利部長(衛生相に相当)、陳時中氏が産経新聞に寄稿し、台湾がWHOのメンバーとなることを訴えた。先進7カ国(G7)外相会合は5日、共同声明で台湾の総会へのオブザーバー参加を支持したが、中国は「断固とした反対」を表明している。

世界と強靭性と包容力あるグローバルな公衆衛生体系確立へ 陳時中氏

新興感染症による人類の健康、経済・貿易、旅行への脅威は、これまで途切れたことはなく、感染症のパンデミックは国際航空輸送によって、世界各地への拡散が加速している。現在では、2019年末に中国の武漢から広がった新型コロナウイルス感染症(COVID19)により、21年3月末までに、世界で1億2600万人以上が感染し、270万人が死亡した。これは世界の公衆衛生、経済、社会などの各面において、きわめて大きな衝撃を及ぼし、各国が国連の「持続可能な開発目標」(SDGs)の実現にむけて行ってきた努力にも深刻な脅威となっている。

台湾は地理的に中国に隣接しており、この感染症の影響を最も深刻に受ける地域の一つと予測された。しかし、台湾は03年に「重症急性呼吸器症候群」(SARS)に対処した経験があったことから、得られた警戒情報を軽視しなかった。絶えず更新されるさまざまな公式および非公式の情報に基づいて、この新興疾病の拡散や深刻さが、世界各界の認識を超えていると判断した。19年12月31日より各種の情報を十分に活用し、監視・モニタリングを強化した。20年1月21日に最初の感染症例が発生後、この疾病に対しさらに次々と公衆衛生の感染阻止措置を実施した。パンデミックが発生してから台湾は、COVID19の感染を阻止し続けており、20年4~12月の連続253日間、感染ゼロの記録を創(つく)った。