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世界遺産 奄美・沖縄 観光と保全どう両立

奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表(いりおもて)島(鹿児島県、沖縄県)について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関、国際自然保護連合が、世界自然遺産への登録を勧告しました。世界遺産登録は、ほぼ決まりです。7月の世界遺産委員会で正式に決定されれば、日本の世界遺産は24件目となります。

4島の推薦区域は計約4万3千ヘクタール。黒潮などの影響を受けた温暖・多湿な亜熱帯性気候から、主に常緑広葉樹の森林に覆われ、アマミノクロウサギやイリオモテヤマネコなど数多くの固有種が生息しています。

世界遺産とは「地球の生成と人類の歴史によって生み出され、過去から現在へと引き継がれてきたかけがえのない宝物です。現在を生きる世界中の人びとが過去から引継ぎ、未来へと伝えていかなければならない人類共通の遺産です」(日本ユネスコ協会連盟ホームページから)。

文化庁によると2019年7月現在、世界遺産は1121件あり、条約締約国は193カ国です。

世界遺産は文化遺産と自然遺産に分かれます(ほかに複合遺産があります)。アメリカのグランドキャニオンは自然遺産、中国の万里の長城は文化遺産、と人工のものは文化遺産というのが普通です。

しかし、富士山は文化遺産です。これは、登山客が多過ぎたり、開発が進み過ぎたりして、自然が破壊されていると指摘があったため、富士山を神とする「信仰と文化」に焦点を当てたからです。

世界遺産に指定されると注目が集まり、観光客が押し寄せます。これまでも各地で自然が破壊されたり住民に迷惑がかかったり、と問題が起きています。「奄美・沖縄」でそのようなトラブルが起きないよう、気を付けなければなりませんね。


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