仏、中国の攻撃的姿勢懸念 日米との訓練で「作戦関係強化」

フランス国防省のリュック・ドランクール国際関係・戦略総局副局長は6日、同国のインド太平洋戦略をめぐる記者会見で「中国の姿勢が次第に攻撃的になっており、懸念の種だ」と述べた。今月に日本で行われる日米仏3カ国の合同訓練は「作戦面での関係強化」に向け、良い機会となると指摘した。

南太平洋のフランス領ポリネシアやインド洋のレユニオンなどの海外領土を持つフランスは2018年、中国の地域での台頭を念頭にインド太平洋戦略を打ち出した。

フランス陸軍は今月11~17日、陸上自衛隊、米海兵隊と本格的な訓練を日本国内で初めて九州で実施する。ドランクール氏は「国際法の適用を訴えるために、私たちは(南)シナ海へ定期的に艦船を送る」と述べ、航行の自由を妨げるような中国の姿勢には改めて反対する考えを強調した。(共同)