浪速風

たちが悪い外来種

キツネアザミにムラサキカタバミ、黄色い花はメマツヨイグサ…。ステイホームの連休、ほったらかしていた庭に出ると雑草が花盛りだった。思いついて、スマホのカメラをかざすと花の名前を教えてくれるというアプリを使ってみた。

▶「雑草という名の草はない」と言ったのは、日本の植物学の父といわれる牧野富太郎だそうだが、まさにその通り。たまに迷走することもあるが、アプリはほぼ庭に咲いている花々の名前を教えてくれた。名前が分かったのに気をよくし、さらに調べてみて驚いた。その多くが外来種で、中には生態系に被害を及ぼす恐れがあるとして環境省のリストに載っているものもある

▶外来種が強いのか、強いから繁殖するのか。アライグマやアカミミガメしかり、今、直面している新型コロナウイルスも同じかもしれない。海の向こうからやってきて猛威をふるう。闘うしかないが根絶は難しい。たちが悪いとはこういうことをいう。