中国、G7外相会合に「乱暴な干渉」と猛反発

【海口(中国海南省)=三塚聖平】中国外務省の汪文斌(おう・ぶんひん)報道官は6日の記者会見で、先進7カ国(G7)外相会合が中国を牽制する共同声明を発表したことに対し「中国の主権に対する乱暴な干渉だ」と反発した。西側諸国が対中国で連携を深めることを、中国側は強く警戒している。

汪氏は「中国に対し、事実に基づかない非難を行った」と主張。台湾への言及を念頭に「公然と中国の内部の事柄に介入し、歴史に逆行するグループ政治を行った」と批判した。

中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は6日付の社説で「米政権は、米国社会と西側世界の中国に対する敵視をあおるため全力を傾注している」と非難。西側諸国に対し「最良の選択は、中国と米国との間で最大限バランスを保つことだ」と警告している。

中国は西側諸国に対抗姿勢を見せており、中国国家発展改革委員会は6日、オーストラリアとの戦略経済対話に基づく全ての活動を無期限で停止すると発表した。具体的な理由は明らかにしていないが、豪州で地方政府が中国企業と結んだ北部ダーウィンの商業港の賃借契約の見直しを連邦政府が検討していることに対する報復措置とみられる。