日米韓外相 対北政策での緊密連携確認

 日米韓外相会談に臨む(左から)茂木外相、ブリンケン米国務長官、韓国の鄭義溶外相=5日、ロンドン(共同)
 日米韓外相会談に臨む(左から)茂木外相、ブリンケン米国務長官、韓国の鄭義溶外相=5日、ロンドン(共同)

 訪英中の茂木敏充外相とブリンケン米国務長官、韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外相は5日午前(日本時間5日午後)、ロンドンで日米韓の外相会談を開催した。1月のバイデン米政権発足後では初めて。米の北朝鮮政策の見直しを踏まえ、対北政策を具体的に進めるにあたっては、日米韓が緊密に連携して対応していくことで一致した。

 会談の開催は米国が呼びかけた。英国で開かれている先進7カ国(G7)外相会合には韓国も招待国として参加している。

 会談で、ブリンケン氏は非核化に向けて現実的な取り組みを進めるとするバイデン政権の新たな北朝鮮政策の詳細を説明した。

 3氏は北の完全な非核化へのコミットメントを再確認し、北に国連安全保障理事会決議に基づく義務に従うよう求めることで一致した。茂木氏は日本人拉致問題について、ブリンケン、鄭両氏に協力を求め、支持を得た。

 元慰安婦訴訟判決などをめぐって日韓関係は悪化しているが、外務省によると、今回の会談で米側が日韓関係に言及することはなかった。また、中国についての議論も行われなかったという。

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