東京五輪のコースを使用したテスト大会「札幌チャレンジハーフマラソン」が5日、札幌市の大通公園-五輪マラソン中間点で行われ、女子は五輪代表の一山麻緒(ワコール)が1時間8分28秒で優勝した。代表補欠の松田瑞生(ダイハツ)が4秒差の2位。他の代表は鈴木亜由子(日本郵政グループ)が3位、前田穂南(天満屋)が5位だった。
男子はヒラリー・キプコエチ(ケニア)が1時間0分46秒で制し、木村慎(ホンダ)が1分遅れで日本勢最高の3位。五輪代表の服部勇馬(トヨタ自動車)は完走した。中村匠吾(富士通)は左足甲の痛みで欠場。
2019年12月に発表された札幌のコースで初めての実戦となった。新型コロナウイルスの感染が広がっているため当初予定されていた10キロの市民の部は中止され、沿道での応援自粛が呼び掛けられた。