札幌市に「医療非常事態宣言」 コロナ病床率9割に 札幌市や道内医療団体らが発令 

札幌市役所(寺田理恵撮影)
札幌市役所(寺田理恵撮影)

 北海道と札幌市、道内の医療7団体は5日、新型コロナウイルスの新規感染者が急増し、医療機関の受け入れ態勢が逼迫(ひっぱく)しているとして「札幌市医療非常事態宣言」を発令した。札幌市民には外出自粛、市外在住者には札幌との往来自粛、飲食時の「黙食」を呼びかけている。

 秋元克広札幌市長は同日の記者会見で、市内のコロナ病床を440床から480床まで増床したものの、医療従事者の育成などで実質的な稼働が400床程度にとどまっていると説明。「直近のコロナ病床使用率は9割に達しており、市外の医療機関に搬送するケースも出ている」などと述べ、市内医療機関の受け入れ環境が極めて厳しい状況にあるとし、人同士の接触機会を減らすため外出自粛や札幌市との往来を控えるよう強く呼びかけた。