「#春から○○大」新入生狙う不審なSNS勧誘(1/2ページ) - 産経ニュース

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「#春から○○大」新入生狙う不審なSNS勧誘

 新年度を迎え、大学へ進学した新入生らへの不審な勧誘がインターネット上で確認されている。新型コロナウイルスの感染拡大で人との接触を避け、ネットで情報収集する機会が増え、会員制交流サイト(SNS)などで不審な誘い込みが行われるケースが増えているという。中でも「#春から○○大」など、「#」の記号とキーワードを組み合わせた「ハッシュタグ」と呼ばれるSNSの検索の目印を使い、情報収集や情報交換を行う学生が狙われるリスクがあり、大学などは注意を呼びかけている。(吉沢智美)

性的画像送られることも

 新型コロナの影響で、多くの人が出入りする大学でも遠隔授業を導入するなど感染対策がとられている。

 来年に卒業予定の全国の大学3年生と大学院1年生を対象に、就活情報提供最大手のマイナビ(東京)が行った調査では、オンライン授業を除き、1週間に学校に通う平均日数は1・8日。4・1日だった前年の半分以下になった。

 一方、スマートフォンの1日平均の利用時間は前年比で26分54秒増加し、3時間45分42秒に。対面の機会が減った学生が、情報収集や相談をネットに頼るケースが増えたとみられる。こうした中、「#春から○○大」などのキーワードを頼りに情報を集める学生らが、思わぬ落とし穴にはまるリスクが高まっている。

 上智大は「新入生に対するソーシャルメディアを利用した不審な告知について」と題した警告文を発表。SNS上で「#春から上智」のハッシュタグを付けた利用者への勧誘や、性的画像が送られる事案が確認されたという。

キーワードに「落とし穴」…不審アカウントも

 ツイッターなどのSNSには、特定の語句に「#」の記号を付けて投稿することで、その語句をキーワード(ハッシュタグ)化できる機能がある。ハッシュタグを検索すれば、関連する投稿を容易に抽出できる。