警官に発砲された男死亡 愛知、逮捕後に入院治療

 名古屋市西区の立体駐車場で4月、刃物を持って向かってきた住所不定、無職の男(47)に愛知県警の警察官が発砲し、1発が命中した事案があり、県警は1日、入院していた男が死亡したと発表した。男は公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕後、入院治療のため釈放された。

 県警西署によると、4月11日夜、立体駐車場で火を使っている人がいると110番があり、駆け付けた機動捜査隊員が刃物を所持した男を発見。同隊の男性警察官が刃物を捨てないと発砲すると警告したが、男は「撃てるものなら撃ってみろ」と言って逃走した。

 警察官はその後、同じ建物の別の階で男を発見し、さらに警告。男が刃物を胸の前に立てて向かってきたため、足元に1発発射。従わなかったため、さらに2発目を発射したところ、下腹部に命中した。男は搬送時、意識はあったという。