首相、ワクチンの早期接種へ医療機関支援 日医会長に表明 - 産経ニュース

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首相、ワクチンの早期接種へ医療機関支援 日医会長に表明

日本医師会、日本看護協会との意見交換で発言する菅義偉首相=30日午後、首相官邸(春名中撮影)
日本医師会、日本看護協会との意見交換で発言する菅義偉首相=30日午後、首相官邸(春名中撮影)

 菅義偉首相は30日、新型コロナウイルス対策をめぐり、日本医師会の中川俊男会長、日本看護協会の福井トシ子会長と官邸で会談した。首相はワクチン接種に関して「休日や夜間における接種対価の大幅な引き上げや、集団接種に医師、看護師を派遣した医療機関への支援など、協力いただける環境を整備する」と表明した。

 首相は「6月末までにファイザー社だけで1億回分供給される具体的見通しが立っており、残る最大の課題は接種体制の確保だ」と述べ、7月末までに高齢者接種を終える計画の達成に協力を要請した。

 中川氏は政府に全面協力する意向を示した上で「かかりつけ医らの個別接種が最強の戦力になる」と指摘し、小規模な診療所へ効率的にワクチンを配送する仕組みを確立するよう首相に求めた。

 会談後、中川氏は記者団に「一見、医師や看護師を十分に確保できていないように見えるが、全国の医師は使命感に燃えており、ワクチンが届けば必ずちゃんとやってくれる」と述べた。「さほど感染が広がっていない市町村で(早期接種に)温度が低いところがある」とも指摘し、全国の自治体に取り組みを促すよう首相に求めたことも明かした。