二刀流平野歩夢、スノボ全日本で貫録の滑り 夏冬五輪出場へ「自分しかたどれない道進む」

ただ、平野歩は「(両立に)マイナス面はあまり感じない」という。スノーボードでは長年世界の頂点を目指して世界中のライバルとの戦いに邁進してきたが、スケートボードはそうではない。2019年に日本選手権を初制覇したばかりで、まだまだ向上の余地も大きく、「より自分と向き合う戦い方をしていると感じる」。違った感覚で競技に向き合える環境が、刺激になっている。

それだけではない。2014年のソチ五輪では、スノーボード競技で日本人初のメダルを獲得。同競技の魅力を広く知らしめることに貢献した。スケートボードは、東京五輪で初めて五輪種目に採用されたばかり。「自分しかたどれないような道に進んでいくのが両立を目指す一番のきっかけ。スケートボードはこれからどんどん盛り上がっていく競技だし、(子供たちに)夢を与えられれば」。先駆者として、道を切り開いていく。(運動部 小川寛太)

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