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4月に入りイスラエルとイラン間の「代理戦争」が「直接戦争」にエスカレートしつつある。きっかけは3月25日にイスラエルの船舶がホルムズ海峡で受けたミサイル攻撃だ。その後、4月6日にはイラン革命防衛隊軍用船が紅海で機雷攻撃を受けている。
イラン核施設への攻撃
11日にはイランのナタンズ核開発施設で「大規模停電」が起き、数千の遠心分離機が破壊された。同施設では攻撃前日に新たな遠心分離機の稼働が発表されたばかり。1000を超える遠心分離機の破壊といえば、2010年のサイバー攻撃を思い出すが、今回もイラン核開発計画は中断を余儀なくされた。案の定、13日には再びイスラエルの船舶がオマーン湾航行中に攻撃を受けた。ただ、ここまでは従来続く双方の報復合戦の延長のようにも見える。