太平洋セメント工場で爆発 埼玉、パチンコ店の車炎上

 26日午後10時ごろ、埼玉県日高市の「太平洋セメント埼玉工場」で爆発があり、隣接するパチンコ店の駐車場で乗用車1台が全焼したほか、約20台の窓ガラスが割れた。工場内には14人が勤務していたが、けが人はなかった。

 同工場や県警飯能署によると、爆発が起きたのは工場内にある電源確保用のボイラー発電設備とみられる。発電設備とパチンコ店の駐車場は約50メートル離れており、署は爆発で広範囲に被害が出たとみて調べる。消防によると、隣の山林にも延焼したが、まもなく消し止められた。

 駐車場にいた同県坂戸市の男性(25)によると、雷のような音がして工場の方に振り返ると黒煙が上がり、炎上した車があったほか、パチンコ店の防犯カメラが壊れていた。男性の車は灰がかぶった程度で乗って帰宅できたが、被害が大きい車は現場に残された。「パチンコ店を背にしていたので飛散物が当たらなかったが怖い」と話した。