下関・海峡まつり神事「上臈参拝」注目の踊り手、浜本さんと藤井さん(1/2ページ) - 産経ニュース

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下関・海峡まつり神事「上臈参拝」注目の踊り手、浜本さんと藤井さん

下関・海峡まつり神事「上臈参拝」注目の踊り手、浜本さんと藤井さん
下関・海峡まつり神事「上臈参拝」注目の踊り手、浜本さんと藤井さん
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 山口県下関市で大型連休中に開かれる「しものせき海峡まつり」は、昨年に続き今年も集客イベントが中止に。安徳天皇の御霊を慰める赤間神宮の神事では、2年ぶりに「上臈参拝」が非公開で行われる。注目の的となる太夫を務める踊り手2人は、新型コロナ下での開催に、憧れの役への思いを一層強くしている。(小沢慶太)     

 振袖太夫の浜本阿耶乃さん(17)

 例年の上臈道中で先頭を練り歩く先帝祭の花形、「振袖太夫」に選ばれた。4歳で日本舞踊を習い始めたころから、豪華絢爛(けんらん)な衣装で観客の注目を一身に集める振袖太夫の姿を見てからずっと「きれいで上品。いつか私もなりたい」と憧れていた。

 普段は、下関市内の早鞆高校菁菁館に通う高校3年生だ。昨年来、新型コロナウイルスの影響で文化祭など学校行事も中止になった。赤間神宮への参拝も観客はなく、例年とは違う形での開催となるが、「高校生活最後の年に憧れていた役が決まりよかった。このような状況で参拝できること自体がうれしい」と喜ぶ。

 カツラや着物、約15センチの高げたなど身に着ける衣装は合計25キロを超える。「外八文字」と呼ばれる独特の足さばきなど動きをきれいに見せるため、稽古を重ねる。本番では「一つ一つの所作をゆっくり丁寧に、一生懸命参拝したい」と意気込む。