2年ぶり「上臈参拝」集客イベント中止 下関・海峡まつり - 産経ニュース

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2年ぶり「上臈参拝」集客イベント中止 下関・海峡まつり

 山口県下関市で毎年、大型連休中に開かれる「しものせき海峡まつり」は、昨年に続き新型コロナウイルス感染拡大の影響で、赤間神宮の神事を除き集客イベントが中止になった。5月3日の神事では、豪華な衣装をまとった太夫らが参る「上臈(じょうろう)参拝」が2年ぶりに実施される。非公開だが、映像で参拝の様子を配信する。

 海峡まつりは、安徳天皇を慰める祭事「先帝祭」や海上パレードがある「源平まつり」などが開催される恒例行事で、例年約40万人が訪れる。

 全国的に新型コロナ感染の「第4波」が広がる中、実行委員会が集客イベントの中止を決めた。

 先帝祭では本来、太夫らが市内を練り歩く「上臈道中」に続いて赤間神宮への参拝が行われるが、今年も昨年に続き、神事のみ実施する。昨年は神事のうち上臈参拝も見送られた。

 赤間神宮は、寿永4(1185)年に壇ノ浦の戦いで敗れた平家一門とともに、8歳で入水した安徳天皇がまつられている。平家の女官たちは、安徳天皇の命日に参拝を続けたとされ、先帝祭として現在に引き継がれている。