損保ジャパン、5500万円の保険金支払い漏れか 自動車保険特約で

 損害保険ジャパンは26日、平成25年4月~令和2年12月に自動車保険の一部特約で保険金の支払い漏れがあったと発表した。他の自動車との衝突や接触事故で自己負担額(5万円分)を差し引かずに保険金を支払う特約で、誤って自己負担額を差し引いて保険金を支払っていた。追加で支払う額の見込み総額は約5500万円で、見込み件数は約1100件。今年2月に保険契約者からの指摘で発覚した。

 支払い漏れがあったのは、自動車保険の車両保険に付帯する「車対車自己負担なし特約」。保険契約者から「(保険金支払額の)自己負担額を誤って控除しているのではないか」との問い合わせで発覚した。

 誤りを受け、令和2年4月~12月末に同保険の支払いデータを確認したところ、保険金の支払いが完了した3676件のうち72件で支払い漏れがあったことが判明。法律で定められた帳簿書類の保管期間である7年間分を調べたところ、合計で約1100件分の支払い漏れが見つかった。

 損保ジャパンは今後、同特約を契約している全契約者の書類などを確認し、追加支払いと再発防止策を進める。