工事現場の床崩落で作業員死亡 東京・墨田の同愛記念病院

 23日午後2時10分ごろ、東京都墨田区横網の同愛記念病院の敷地内で、病棟の建設工事中に6階の床が抜け落ちた。この事故で、川崎市中原区小杉町の会社員、庄司慎一さん(48)が5階部分に落下し、病院に搬送されたが、間もなく死亡が確認された。警視庁本所署は事故原因を調べている。

 同署によると、現場では病棟を新築するため、骨組み作業をしていたとみられる。庄司さんは6階で作業していたが、床が崩落して5階部分に落ち、鉄筋などの下敷きになった。複数の作業員がいたが、他に巻き込まれた人はいなかった。

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