コロナワクチン 自治体の半数「年内に終わらない」 JX通信社調べ

新型コロナウイルスのワクチンと注射器=3月11日、東京都目黒区の国立病院機構東京医療センター(代表撮影)
新型コロナウイルスのワクチンと注射器=3月11日、東京都目黒区の国立病院機構東京医療センター(代表撮影)

 全国1741の自治体のうち、約半数で新型コロナウイルスのワクチン接種が年内には終わらないとの見通しを立てていることが22日、報道ベンチャーJX通信社(東京都千代田区)の独自調査の結果で分かった。

 同社はスマートフォン(を使った接種時期の予測を知らせるサービス「ニュースダイジェスト AIワクチン接種予測」を提供。その基礎データの収集を目的に、4月8~20日に調査を実施。570の自治体から回答があった(回答率32・7%)。

 ワクチンの接種終了の時期について、9月と10月が9%ずつで、12月が17%。これに対し、年内には終わらないとの回答が47%に達した。2月上旬の調査では年内に終わらないとの回答が23%だった。

 また接種業務にあたる医療従事者の調整状況では、「全て決まった」との回答は32%にとどまり、「一部は決まったが調整中」は65%に達し、ワクチン供給だけでなく、接種現場を支える医療従事者の確保の遅れも影響していることがうかがえる。

 一方、65歳以上の高齢者向けのワクチン接種の開始時期については、4月の中旬と下旬が合わせて36%、5月上旬は31%、中旬が24%、下旬9%で、ほぼ全ての自治体で5月中に始まる見通し。政府は当初、4月12日に開始するとしていた。