町工事不正で国が交付金4千万円返還命令 鹿児島

 鹿児島県天城町が防災センター建設工事の終了時期を偽り交付金を受給したのは補助金適正化法違反に当たるとして、国土交通省が町に約4030万円の返還命令を出したことが21日、町への取材で分かった。12日付。町は4月中に返納する方針。

 町建設課によると、問題があったのは骨組み工事。工期は平成27年2月20日~28年3月24日の予定だったが、実際は28年5月中旬までずれ込んだ。しかし、町は予定通り終了したと偽り交付金を申請し、5億6688万円を受給。町建設課は取材に「交付金の次年度への繰り越しは難しいと判断した」と釈明した。

 町防災センター建設の総事業費は約18億円で、28年12月に完成した。その後、町議会特別委員会の調査で虚偽申請が発覚。森田弘光町長と当時の建設課長は昨年1月、減給となった。

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