バイデン米大統領、元警官の有罪評決に「正義に向けた大きな一歩」

 【ワシントン=大内清】バイデン米大統領は20日、中西部ミネソタ州で黒人男性の首を圧迫して死亡させた元警官に有罪評決が下されたことを受けてホワイトハウスで演説し、評決は「米国の正義に向けた大きな一歩となる」と述べた。

 バイデン氏は「真の変化と変革を達成し、法執行機関によるこうした事件が起きることがないようにしなくてはならない」と指摘し、各州や自治体に警察改革を促すとともに、連邦レベルでも法執行の適正化に向けた取り組みを強化する姿勢を強調した。

 またバイデン氏は、人種差別反対を標榜(ひょうぼう)しながら暴力的な抗議活動を扇動する過激派の存在にも言及。「憎悪を煽(あお)って分断を深めようとする者たちの思う通りにさせるわけにはいかない」と語り、抗議デモの暴徒化などには強い態度で臨む考えを改めて示した。