JR脱線事故の慰霊式 新型コロナで昨年に続き中止

 乗客106人が死亡した平成17年のJR福知山線脱線事故で、JR西日本は21日、発生から16年を迎える今月25日に兵庫県尼崎市の事故現場にある追悼施設「祈りの杜(もり)」で予定した追悼慰霊式を中止すると発表した。

 昨年は新型コロナウイルスの影響で、初めて式典を中止。今年は参列者の人数を制限するなど規模を縮小して実施する予定だったが、新型コロナの感染急拡大を踏まえて、方針を転換した。

 25日は式典を中止するものの、施設内に献花台を設け、遺族や負傷者ら関係者のみを入場できるようにする。また、関係者に対し、事故が発生した午前9時18分前後の施設内の様子が分かるよう、中継映像を自宅のパソコンなどで見られるようにするという。