尖閣の公務員常駐 自民有志が勉強会 

尖閣諸島を含む東シナ海上空。手前から南小島、北小島、魚釣島=沖縄・尖閣諸島(鈴木健児撮影)  
尖閣諸島を含む東シナ海上空。手前から南小島、北小島、魚釣島=沖縄・尖閣諸島(鈴木健児撮影)  

尖閣諸島(沖縄県石垣市)への公務員常駐の実現を目指す自民党有志による勉強会の初会合が20日、国会内で開かれた。中国公船による尖閣周辺の領海侵入が常態化する中、勉強会では実効支配の強化策を議論し、政府への提言をまとめる。

呼びかけ人代表の原田義昭元環境相は会合で「公務員常駐を、ただちに実行して内外に国の行政組織の整備を明確にすることは大事だ」と強調した。勉強会では尖閣周辺の海上警備活動や生態調査の実施拠点としての活用も検討し、議連への改組も含めて考える。

政府は尖閣諸島をめぐり「原則として政府関係者を除き、何人も上陸を認めない」(加藤勝信官房長官)との方針だが、政府関係者による上陸環境調査にも慎重な姿勢をとっている。

自民党は平成24年の衆院選公約などに尖閣諸島への公務員常駐を明記したが、現在は撤回している。勉強会では次期衆院選公約で表記の復活を目指す。