21歳稲見、今年4勝目へ虎視眈々 フジサンケイLC

ティーショットを放つ稲見萌寧=静岡県・伊東市の川奈ホテルゴルフコース・富士コース(撮影・戸加里真司)
ティーショットを放つ稲見萌寧=静岡県・伊東市の川奈ホテルゴルフコース・富士コース(撮影・戸加里真司)

女子ゴルフで今年7試合のうち、3試合を制している21歳の稲見萌寧が23日、プロ転向後初めて、フジサンケイレディスクラシックに挑む。「ものすごく難しいコース。グリーンが小さいので、ティーショットをフェアウエーに乗せないと」。アマチュアだった2018年、主催者推薦選考会を勝ち抜いて初出場し、本戦は57位だった。コースの特徴は「全然覚えていない」といい、この日は9ホールを回って狙いどころを入念に確認した。

3週連続優勝が懸かった前週のKKT杯バンテリン・レディースは最終日に崩れ、史上3人目の快挙はならなかった。「プレッシャーは全然なかった。2週連続優勝でも、自分ではうまくいったと思っている」。結果とは裏腹に、調子はよくないそうで、「ショットが狙ったところに飛ばない」と首をひねる。優勝争いを重ねてきた消耗も激しく、「疲労が全く抜けない」とため息も出る。

それでも気力に衰えはみられない。「ずっと上位で戦えているのはいいこと。朝の練習で調子が悪くても、何とかしようと頑張っている」。連戦に耐えうる体力をつけようと、オフの2カ月間で食事の見直しや筋力トレーニングに励み、7キロ増量した効果も感じ取っている。3勝した試合はいずれも無観客だったが、「観客の方がいた方が楽しさはある」。ギャラリーが戻ってくる川奈での4勝目を虎視眈々と狙う。(奥村信哉)

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