フィギュア坂本 自己ベストで2位「本能のままに」充実の滑り

【世界フィギュアスケート国別対抗戦最終日 女子フリー】演技する坂本花織=大阪市丸善インテックアリーナ大阪(代表撮影)
【世界フィギュアスケート国別対抗戦最終日 女子フリー】演技する坂本花織=大阪市丸善インテックアリーナ大阪(代表撮影)

 フィギュアスケートの世界国別対抗戦は17日、丸善インテックアリーナ大阪で行われ、女子フリーは坂本花織(シスメックス)が自己ベストの150・29点で2位に入った。

 演技を終えた坂本は、氷上でピョンピョン跳びはねた。両手を突き上げ、喜びを爆発させた。自己ベストの150・29点をマークして、会心の演技で今季最終戦を締めくくった。「本能のままにやった感じ。何とか持ちこたえてよかった」と笑顔がはじけた。

 3回転半や4回転のジャンプは構成に組み込まれていない。ジャンプの滞空時間の長さと完成度の高さによる出来栄え点や、力強いステップなどで得点を積み上げた。3回転サルコーの回転不足など細かいミスは出たものの、最後まで崩れなかった。「今季頑張ってきた土台が認められた。自信にもなった」と充実感をにじませた。

 昨季は大技を追い求めて自分を見失い、結果を残せなかった。今季は「できることを最優先に」と胸に刻んできた。日々の練習によって、昨季から2季連続で舞った「マトリックス」の完成度は高まった。

 北京五輪が行われる来季は4回転投入も視野に入れる。「4回転を入れたらどれだけ(点数が)上がるのか。ワクワクする」と前向きだ。五輪へ「攻めて、攻めて、攻めまくりたい」と、平昌五輪代表の21歳が勝負のシーズンに向かう。(久保まりな)