日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は17日の記者会見で、次期衆院選で地元の大阪府八尾市を含む大阪14区から出馬する可能性を問われ、重ねて否定した。松井氏は「大阪都構想」が住民投票で否決されたのを受け、令和5年4月までの市長任期終了後に政界引退の意向を表明していたが、次期衆院選に向けて去就が注目されていた。
維新の本拠地である大阪では、公明党現職の選挙区を除き、14区だけが候補者未定。松井氏は「大体決まっている。維新スピリットを持っている人だ」と述べ、近く公表すると明らかにした。
会見に同席した馬場伸幸幹事長は、次期衆院選栃木5区で立候補を予定していた新人の荒木大樹氏から支部長辞退届が出され、受理したと発表した。