宇野昌磨、大技転倒も「挑戦に感謝している」 フィギュア国別対抗

男子フリー 演技する宇野昌磨=丸善インテックアリーナ大阪
男子フリー 演技する宇野昌磨=丸善インテックアリーナ大阪

 フィギュアスケートの世界国別対抗戦第2日は16日、丸善インテックアリーナ大阪で行われ、男子フリーで宇野昌磨(トヨタ自動車)は6位だった。

 成功すれば世界初という大技に、宇野が果敢に挑んだ。冒頭、勢いよく跳び上がったトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷した。すぐさま4回転トーループに入ったが転倒。それでも、固唾をのんで見守った観客からは拍手が湧き起こった。チームの順位が懸かる舞台での挑戦に、「申し訳なさもあるが、感謝している」と振り返った。

 3回転半-4回転トーループは、2年前のこの大会でも投入。演技後半に入れ込み、4回転トーループで転倒した。今回は「前よりもジャンプに集中できる」という冒頭に持ってきたが、成功とはならなかった。その後も単発の4回転トーループで転倒し、後半の3連続ジャンプでもミスが出た。フリー164・96点と大きく点数を伸ばせなかった。

 4位だった3月の世界選手権からの2週間は、十分に練習を積めなかったといい、「この大会に向けての覚悟が足りなかった」と反省した。「いい形で終われなかったことを、逆にプラスにつなげられるようにしたい」。北京冬季五輪シーズンの来季に向け、平昌五輪銀メダリストが再スタートを誓った。(久保まりな)