プロキックボクサーは女子高生 17日の「RISE148」出場 茨城の塚本紗彩さん(1/2ページ) - 産経ニュース

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プロキックボクサーは女子高生 17日の「RISE148」出場 茨城の塚本紗彩さん

プロキックボクサーは女子高生 17日の「RISE148」出場 茨城の塚本紗彩さん
プロキックボクサーは女子高生 17日の「RISE148」出場 茨城の塚本紗彩さん
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 昨年12月、キックボクシングのプロ選手としてデビュー戦を勝利で飾った茨城県筑西(ちくせい)市の女子高校生が今月17日、後楽園ホール(東京都)で開催される格闘技の興行「RISE148」のリングに立つ。過酷な減量を家族ぐるみで乗り切り、受験勉強に取り組む16歳が「憧れの舞台」で更なる飛躍を誓う。(谷島英里子)

得意技は前蹴り

 この高校生はキックボクシングジム「ドージョー☆シャカリキ」(筑西市)所属の高校2年、塚本紗彩(さあや)さん(16)。リングネームは「紗彩」。

 紗彩さんがキックボクシングを始めたきっかけは4歳の時。5つ年上の兄の背中を追いジムに通い始めたことだった。以来「練習は死ぬほどつらいのに、試合で勝てば全てが報われる」魅力に取りつかれ、ジム通いを続けた。

 アマチュア時代、リングに上がった数は約90回。身長160センチ、さわやかな笑顔の制服姿からは「得意技は前蹴り」というファイターの姿は想像できない。もっとも、キックボクシングといえば生傷が絶えない激しい格闘技でもある。「練習はきつく、辞めたくもなる。試合もものすごく緊張する」という。

 だが、プロデビュー戦から「整骨院」や「自動車販売会社」といった多数のスポンサーが付いた。「皆さんが私に期待し応援している。ジムの先生や家族など皆の支えがあるから頑張れるんだ」との思いが背中を押してくれたという。デビュー戦の相手は10歳以上も年上の相手だったが、3-0で判定勝ち。「うれしさよりもデビュー戦で勝てて安心した思いが強かった」と振り返る。

 新型コロナウイルスの影響で試合数が減り、マスクを着用したままの練習という試練も乗り越えた。