「高野山の名宝」展、17日開幕 三大秘宝も公開 和歌山

「高野山の名宝」展、17日開幕 三大秘宝も公開 和歌山
「高野山の名宝」展、17日開幕 三大秘宝も公開 和歌山
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 和歌山県高野町の高野山霊宝館で17日、開館100周年を記念した大宝蔵展「高野山の名宝」が開幕する。収蔵する国宝や重要文化財などの中から、弘法大師・空海ゆかりの三大秘宝など選りすぐりの文化財約220点を、11月28日まで4期に分けて公開する。館は「高野山の過去最大の展覧会」としている。

 霊宝館は大正10年、山内の寺院などが所有する文化財の収集・展示などを目的に開館。昭和36年には大宝蔵を増設し、その後も収蔵庫を増設してきた。現在は国宝21件、重要文化財148件などを含む指定品約2万8千点を収蔵。未指定品は5万点以上を数える。

 今年で開館100年を迎えるため、これまで貴重な文化財をみた拝観者の要望なども踏まえ、大宝蔵展を企画した。「100年に一度できるか、次回開催できるかどうかも分からない」(担当者)という充実した内容にしている。

 三大秘宝の国宝「聾瞽指帰(ろうこしいき)」と同「諸尊仏龕(しょそんぶつがん)」、重要文化財「金銅三鈷杵(こんどうさんこしょ)<飛行(ひぎょう)三鈷杵>」は通期で公開される。

 聾瞽指帰は、空海の自筆の書跡。儒、道、仏三教について3人の仮托人物に論じさせた内容で、空海が発心出家の意を親戚知己の間に表明したとされる。

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