キャリア官僚志望、大幅減 長時間勤務や不祥事影響か - 産経ニュース

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キャリア官僚志望、大幅減 長時間勤務や不祥事影響か

霞が関の中央省庁ビル群=東京都千代田区(本社ヘリから)
霞が関の中央省庁ビル群=東京都千代田区(本社ヘリから)

 人事院は16日、令和3年度の国家公務員採用試験で、キャリアと呼ばれる中央省庁幹部候補の「総合職」申込者は前年度比14・5%減の1万4310人だったと発表した。申込者数は、総合職試験を導入した平成24年度以降で最少。減少は5年連続で、減少率も過去最大となった。

 霞が関で問題化している深夜残業や長時間勤務の多さ、キャリア官僚による相次ぐ不祥事といった「負のイメージ」が影響した可能性がある。一方、人事院担当者は「新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、人が密集する東京での勤務が敬遠された面もあるのでは」との見方を示した。

 女性の申込者は5772人で、全体に占める割合は40・3%。初めて40%台に乗り、過去最高となった。

 試験区分別では、法律や経済などを専門とする法文系が14・6%減の1万724人。理工系は15・4%減の2533人、農学系は10・8%減の1053人だった。