坂本3位、ルッツ改善「認められうれしい」 フィギュア国別対抗女子SP

女子SP 演技する坂本花織=丸善インテックアリーナ大阪
女子SP 演技する坂本花織=丸善インテックアリーナ大阪

 フィギュアスケートの世界国別対抗戦は15日、丸善インテックアリーナ大阪で開幕し、女子ショートプログラム(SP)は坂本花織(シスメックス)が3位につけた。

 今季最終戦で、坂本が自己ベストを更新した。ジャンプを全て決め、77・78点でSP3位につけた。演技後は右手で小さくガッツポーズ。ただ、点数が出ても喜びは控えめで、「今季これで最後かという感じ。終わっちゃったって気持ちでした」と寂しそうに振り返った。

 高得点の鍵を握ったのは、2つ目のジャンプの3回転ルッツだった。3月の世界選手権では踏み切り違反をとられ、基礎点が減点された。特にSPはジャンプが3つしかないため、小さなミスが大きな痛手となる。「こんなに点数に響くんだと今まで以上に思った」。この2週間は重点的に磨いてきた。

 「踏み切るタイミングを早くする」ことで改善。1日30分ほどをルッツの練習に充てた。「しっかり(練習の成果を)発揮しないと」と臨んだこの日は、高く跳び上がり、着氷も危なげなし。出来栄え点(GOE)で1・89点の加点を引き出し「認められたのはうれしい」と安堵(あんど)した。

 2季連続で使うフリー「マトリックス」に向けては「最後にキレッキレのマトリックスをできたら」と意気込んだ。今季最高の締めくくりにする。(久保まりな)