部活休止に「仕方ないが残念」「やれることを」 大阪の高校生の思いさまざま 

 顧問の若宮功教諭(30)は「活動を本格化させようとしていた矢先。休止となれば率直にいってつらい」と生徒をおもんぱかった。同校は各部の活動について検討を始めるといい、岩元健教頭は「公式な大会の日程にかかわらず、どの部も休止せず続けさせてやりたいが、万一、感染者が出たらという思いもある。判断が難しい」と話した。

不公平感に配慮

 強豪として知られる私立興国高校(同)サッカー部の主将で3年生の田上涼太さん(17)は「昨年は練習も試合もできない時期があったので、活動できる可能性があるのはありがたい」とし「自分たちは夢に向かってやれることをやるだけ」と力を込めた。

 同校の草島葉子校長は、大会を控えていない部活動は休止を検討するとし、「生徒の間で不公平感が生まれないよう、丁寧に説明したい」。また、オンラインを活用するなどして「生徒が気持ちを落とさず、前向きになれる方法を考えていかなければ」と話した。

 スポーツ庁では、感染状況に応じた3つの段階を設け、部活動中の3密(密閉・密集・密接)回避など感染リスクの抑制を学校現場に求めている。担当者は「部活動は教育的意義も大きい。大会も開催されているので対策を講じた上で行ってほしいが、地域により状況は異なるので自治体の判断を尊重したい」と話している。

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