携帯電話乗り換え まずはデータ通信量を確認 次は自分に合うプラン探し

 では、乗り換えの手続きと注意点を見ていこう。同じ事業者内のプラン変更であれば、特別な手続きは基本的に必要ない。マイページで変更するか、店舗で申し出ればいい。他社に乗り換える場合、使っている電話番号を引き継ぐならば、「番号ポータビリティー(持ち運び)」制度を利用する。契約中の事業者に申し出て予約番号を発行してもらい、契約したい事業者に伝える。

 大手3社で購入したスマートフォンには他社の通信回線を制限(SIMロック)されているので、解除の手続きをしてもらう。ウェブやコールセンター、店頭でも可能だ。新たに契約した事業者から配送される電話番号などの情報を記録したICカード(SIMカード)を端末に差し込み、回線の切り替え手続きをすれば乗り換え完了となる。

 ただ、他社に乗り換えた際、9500円(税別)と高額な違約金を要求されることがある。2年間契約を続ける代わりに料金を割り引く2年縛りと呼ばれる囲い込み戦略の名残だ。法改正で違約金の上限が1千円(同)に引き下げられた令和元年10月より前に新規契約をした人は要注意だ。

 2年以上が経過していても手続きをしていなければ自動更新されるため、今も多くの人が高額な違約金の対象者となっている。2年契約の満了月、その翌月、翌々月の3カ月だけは契約を解除しても違約金は取られない「更新月」となる。心当たりのある人は契約の詳細を確認しておこう。

 注意点はまだある。割安なオンライン専用プランは申し込みや端末故障時の対応などが実店舗では原則、受けられない。また、格安事業者を含め、「@docomo.ne.jp」といった携帯メールアドレスは提供されない。携帯機種によってはプラン自体に対応していないケースもある。

 格安スマホは大手から回線を借りてサービスを提供しており、昼や夕方など混雑時は通信速度が遅くなる傾向がある。