悲しみ胸に「前へ歩む」 熊本地震5年 - 産経ニュース

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悲しみ胸に「前へ歩む」 熊本地震5年

熊本地震の追悼式で、遺族代表の言葉を述べる冨岡謙蔵さん=14日午前、熊本県庁
熊本地震の追悼式で、遺族代表の言葉を述べる冨岡謙蔵さん=14日午前、熊本県庁

 悲しみは癒えないが前へ歩む-。熊本地震の「前震」から5年となった14日、被災地の住民は犠牲者を悼み、復興に向けて力強く歩んできた日々を振り返った。一方で、記憶の風化を懸念する声も上がった。

 震度7を2度観測し、関連死を含め45人が亡くなった熊本県益城町の役場では、午前8時半に全職員が黙祷(もくとう)。町内の複合施設に献花台が設置され、西村博則町長が花を手向けた。西村町長は「復興は道半ば。引き続きしっかり取り組み、教訓を他の自治体にも発信していきたい」と力を込めた。

 県庁で行われた追悼式では、父を亡くした同県嘉島町の冨岡謙蔵さん(58)が遺族代表として「あっという間の5年だった」と言葉を述べた。