福島第1原発処理水放出 IAEAの調査団、夏ごろの日本派遣で今後調整 梶山経産相とグロッシ事務局長が会談 - 産経ニュース

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福島第1原発処理水放出 IAEAの調査団、夏ごろの日本派遣で今後調整 梶山経産相とグロッシ事務局長が会談

IAEAのグロッシ事務局長とテレビ会議方式で会談する梶山経産相(右)=14日午後、経産省
IAEAのグロッシ事務局長とテレビ会議方式で会談する梶山経産相(右)=14日午後、経産省

 東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出方針決定を受け、梶山弘志経済産業相は14日、国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長とテレビ会議方式で会談した。IAEAの専門家調査団を今夏ごろに日本に派遣することを目指し、双方の事務レベルで今後調整を進めることにした。

 会談で梶山氏は、日本への専門家調査団の派遣に加え、環境モニタリング(監視)の支援、国際社会への情報発信について、IAEAの協力を正式に求めた。グロッシ氏は「積極的にお受けしたい」と了承した。

 経産省によると、IAEAの専門家調査団の派遣に関して日本側は、福島第1原発の廃炉の取り組み全体の確認と処理水の処分方法の安全性の確認を、主な事項として挙げたという。

 政府は13日、2年程度後に処理水の海洋放出を開始すべく具体的な準備を進めるとした処分に関する基本方針を決定し公表した。

 14日の会談で、グロッシ氏は「非常に熟慮され、徹底した準備がなされたおかげで、われわれも作業を次の段階に移せるいいポジションについた」と述べ、日本側の対応を評価した。