滋賀県内、高速道路の落下物年間5千件 県警注意呼びかけ(1/2ページ) - 産経ニュース

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滋賀県内、高速道路の落下物年間5千件 県警注意呼びかけ

滋賀県内、高速道路の落下物年間5千件 県警注意呼びかけ
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 クッションドラムに脚立にソファ…。滋賀県内の高速道路では毎日のように危険な落下物が確認されている。昨年は約5千点、1日平均で約14点の落下物があり、車が乗りあげてしまうケースも多く発生した。滋賀県警は15日までの「春の全国交通安全運動」で高速道路での事故撲滅に向けた取り組みを強化。「速度がでている高速道路での落下物は死亡事故などの重大事案を引き起こす要因となる。十分に気を付けてほしい」と呼び掛けている。(清水更沙)

物流活発化で

 「あなたの落とした物が人の命をも落としてしまう。そう自覚し、責任をもってもらいたい」。県警高速隊の吉川知樹副隊長は力を込める。

 県警によると、昨年の県内の高速道路(総延長距離169・1キロ)での落下物は前年比745件増の5119点。吉川副隊長は増加した原因について「新型コロナウイルスの影響で、物流が活発になったからではないか」と分析している。

 特に多い落下物はシート類や木材類、タイヤを含めた自動車部品、脚立など。このうち、何台も車が乗り上げることにより、ひしゃげ、針金のようになった脚立などの金属類は車のガソリンタンクを突き刺し、炎上することもあるという。

 落下物への乗り上げが原因の事故は昨年、182件発生し、高速道路で起きる事故の1割超を占めた。過去には落下物が原因の死亡事故も発生しており、平成29年には岡山県の中国自動車道で、落下物のスペアタイヤに軽乗用車が乗り上げ、車外に避難していた親子が同じタイヤに乗り上げて横転したトレーラーにはねられて死亡。昨年にも三重県で同様の事故が起き、男性2人が大型トラックにはねられて亡くなった。