「党派超えコロナ、五輪、リニアに全力」静岡知事選に川勝氏4選出馬表明、多選批判には「継続」強調(1/2ページ) - 産経ニュース

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「党派超えコロナ、五輪、リニアに全力」静岡知事選に川勝氏4選出馬表明、多選批判には「継続」強調

静岡県知事選4選出馬を表明した川勝平太氏=13日、県庁(岡田浩明撮影)
静岡県知事選4選出馬を表明した川勝平太氏=13日、県庁(岡田浩明撮影)

任期満了に伴う静岡県知事選(6月3日告示、20日投開票)で、現職の川勝平太氏(72)が13日、4選を目指して無所属で出馬すると正式表明した。投票日まで2カ月と迫る中、出馬表明は川勝氏が初めて。リニア中央新幹線をめぐるJR東海との交渉、新型コロナウイルス対策、東京五輪・パラリンピック(オリパラ)の成功を県政の重要課題として挙げ、「危機にあるなか継続が大事。臨戦態勢で取り組む」と述べた。

 静岡県知事選で、川勝氏の県政運営に批判的な自民党県連は対抗馬擁立を模索するが、難航している。一方、共産党県委員会は同日、前回同様に候補者を立てない方針を明らかにした。

 「4期目に向けて出馬を決意いたしました」。川勝氏は県庁での定例記者会見で、知事選への意向を問う質問に声を張り上げて答えた。「リニアやコロナが長期的に対応すべき事案であることは明らか。県内のあちこちから、出馬表明をして安心させてほしいという声が強くなった」と述べ、要請を受け、課題対応を継続するためだとした。

 静岡県内で自転車競技が開催されるオリパラは「大変な準備をしており、何としても成功させたい」と強調。「オリパラ、コロナ、(リニア工事での)水の問題が、党派を超え県民一丸で取り組むべき課題。命を、水を守る。オリパラも聖火リレーも成功裏に終える」と決意を語った。

 多選批判には「一般論としてはある。うまくバトンタッチできればいいといつも思っている」としながらも、目下のコロナ対策などを挙げ「継承しながら解決しなければならない。独りよがりにならないよう歯止めはかけている」とした。

 川勝氏は各党の推薦は求めず、連合静岡にのみ推薦を依頼する方針。立憲民主党、国民民主党、無所属の県議で構成する県議会会派「ふじのくに県民クラブ」は、川勝氏支援のための選挙対策本部を立ち上げた。